2013/07/09 - 2013/07/17
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Weiwojingさん
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初めての未知の国カンボジア ― 何もかも新鮮で、見るもの、聞くもの、食べるもの、人々との出会い、遺跡、ひとつ一つに興味を覚えました。
今回訪問した場所は、プノンペンとシエムリアップの2箇所だけですが、行きと帰りにプノンペンにそれぞれ2泊。シエムリアップでは4泊し、合計8泊の旅行です。十分な時間ではなかったので、この2箇所しか訪れることは出来ませんでしたが、本当はもっと地方を訪ねてみたかったです。次回を期したいと思います。
カンボジアの旅の概要は次の通リです。
① プノンペンの街を逍遥
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10794118/
② プノンペン・フランス植民地時代の建築物
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10791648/
③ プノンペンの市場を散策
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10793090/
④ プノンペンで中国人の足跡を求めて
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10793045/
⑤ Amazing Angkor (アンコール・ワット)!
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10796580/
⑥ Amazing Angkor(アンコール・トム&バイヨン)
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10797189/
⑦ Amazing Angkor (バンテアイ・スレイ&ベン・メリエその他)
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10798795/
⑧ シエムリアップの街を歩く
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10798216/
⑨ クメール料理を味わう
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10796515/
⑩ カンボジアの元気で、逞しい子供たち
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10796215/
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今回の旅行はスリランカからの出発で、シンガポールを経由してカンボジアの首都プノンペンに向かいました。利用したのは今はやりのLCC・Tiger Airwaysというシンガポールの格安航空会社です。
大変安かったので利用しましたが、行きと帰り共にChangi International Airportでかなりの待ち合わせの時間があり、その点が閉口しました。しかし、せっかくなので待ち時間を利用して帰途にはシンガポールに1泊し、街を歩いてみました。 -
飛行機から見た夜明けの景色です。シンガポールを出発した時は午前6時50分でしたので、ちょうど太陽が昇ってきたところです。
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8時前には空港に着き、すぐタクシ―でホテルに向かいました。宿泊したホテルは FCC Phnon Pehn Boutique Hotelです。元は「プノンペン外国人特派員クラブ」だった建物で、なかなか歴史を感じるホテルです。
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宿泊した部屋です。必要なものはすべて揃っていて、快適な室内です。
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ホテルのレストランからかつての植民地時代 (1893〜1949)に建てられたと思われる古い建物が見えますが、もう廃墟に近いような建物です。改めて調べてみると、近辺にはかなり古い洋館が残されているようです。
今回の旅行で最も興味をおぼえたのがフランス植民地時代の建築物です。プノンペンはかつて「プチ・パリ」などと言われていて、美しい街並みを誇っていました。 -
プノンペンの街にはフランス風の並木道がたくさんあり、散歩をしていても気持ちがいいです。
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Central Post Office ( 中央郵便局 )の美しい建物ですが、これはフランス人建築家が建てたそうです。
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中から見た郵便局の入口です。
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滞在していたホテルはトレンサップ川に面していたので、朝晩とも近くを散歩し、地元の人と同じようにウォーキングを楽しみました。
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プノンペンは人口200万人を越える大都会とも言える都市ですので、街を歩いていると、その喧騒さは他のアジアの国々と全く同じです。特に、オートバイがいたるところで走っていて、しかも、1台の車に3人も4人もヘルメットなしで乗っている光景を目にしました。
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市内での移動はトゥクトゥクというオートバイの後ろに客を載せる荷台(?)のようなものを付けて走る車をもっぱら利用しました。市内ならば大体2〜3ドルで行くことが出来ます。ただ、最初に値段の交渉が必要です。
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プノンペンでのハイライトは何と言っても先ずは「王宮」でしょう。2日目の朝早速出掛けました。この建物は、王宮の敷地中央にある「即位殿」です。
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「即位殿」の入口に置かれたシンハ像です。
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National Musuem も大いに興味のある場所です。これはその建物です。
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クリーム色のドームが特徴のCentral Market (中央マーケット)は 1935〜37年にかけて建造されました。
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市場の入口近くで2人の婦人が奇妙なものを売っていました。
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この婦人達が売っているのは何だかお分かりですか。昆虫のから揚げです。(拡大してご覧ください。よりはっきりと分かります)
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マーケット内には主として軽食を提供する屋台のようなものがあちこちにあり、昼時にはこのようにけっこう賑わっています。
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プノンペンでは2泊3日の滞在をし、十分見て回ることが出来たので、次の訪問地シエムリアップまで飛行機を利用して向かいました。ヴェトナム航空の旅客機で、飛行時間は50分でした。空港ではお願いしてあった日本語ガイドの方の出迎えを受け、先ずはホテルへ向かいました。
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シエムリアップで滞在した Tara Angkor Hotel です。市内からは少々離れていますが、遺跡観光をする上では便利なところにあります。
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滞在した部屋です。ツインのベッドが置かれ、かなり広いです。
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今回の旅行で最も訪れてみたいと考えていた場所はアンコール・ワットです。ホテルに荷物を置いてすぐ出かけました。
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アンコール・ワットの朝焼けです。この日は朝4時30分に Wake-up Call を頼み、5時にホテルを出ました。
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この朝焼けの光景は言葉では表現できないほど素晴らしいものでした。5時少し過ぎて到着した時は真暗で、懐中電燈が必要なほどでしたが、徐々に明るさを増し、アンコール・ワットを背景にしてだんだん明るくなる様子は正に幻想的でした。
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今回シエム・リアップで最初から最後まで4日間ガイドをお願いした日本語ガイドのkoeung Bunkeang氏です(左側)。元はフランス語のガイドをし、数年前から日本語の方に切り替えたそうで、大変語学に堪能な人です。
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アンコール・トムでは素晴らしい女性像を見つけました。
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「東洋のモナリザ」と讃えられている女性像(アバター)です。
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遺跡には大きな木の根が30年以上も覆いかぶさり、やがて崩れて行くものと思われます。
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National Museum of Angkor (アンコール国立博物館)はアンコールの遺跡をより詳しいく知るには必見の博物館です。
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ここはクメール語で「澄んだ水のバラィ」という名前の人工の湖で、普通「西バラィ」と呼ばれています。観光地らしく、多くの人が訪れ、水泳をしている人もいます。
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シェムリアップの有名な Pub Street です。昼間は人もあまり多くなく閑散としていますが、夜になると外国人であふれるほどです。
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夕方暗くなるころにはこのように外国人が集まり、遅くまで賑わっています。
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シエム・リアップからはバスでプノンペンに戻りました。およそ6時間かかったでしょうか。途中道路状態がよくなかったり、プノンペン市内に入ると渋滞が続いたりして、かなり時間がかかりました。最初バス・チケットを購入した時、5時間位だと言われたので、夕方6時くらいまでには着けるかなと思っていましたが、実際は7時を過ぎていました。
この写真は途中トイレ休憩で停まった2箇所のうちの一つです。食堂とお土産屋のようなものがあり、周りの人たちは何かと買いこんでいまっした。 -
プノンペンに戻って来て宿泊した Frangippani Royal Place Hotel & Spa です。ブティックホテルといった感じで、部屋数もそんなに多くはなく、白を基調として洒落たホテルです。
プノンぺンでは前半に2泊3日の滞在でしたが、後半も同じように2泊しました。このホテルの良い点は王宮や国立博物館に近いこと(すぐそばです)、宿泊料が安いこと、その上、空港までの無料送迎が付いていることでした。 -
室内は清潔感が溢れていて、気持ちよく過ごすことが出来ました。
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朝食を食べたレストランです。ブッフェ形式で、特にお粥や麺料理に特徴があります。
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このホテルには屋上にプールがあります。結局は一度も利用することはありませんでした。ただここからの景色が素晴らしいので、早朝や夜間に何度か来てみました。
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カンボジアに限らず東南アジアの国々には多数の華僑が中国本土から移り住んでいますが、しかし、世代を重ねるごとに中国人としての意識は薄れ、中国語も話せない人が多くなっています。
プノンペンの街を歩いていると、中国語で書かれた看板や案内がいたるところで目にしますが、それらは新華僑とも言うべき新しい世代の中国人の進出によるものです。
新しい世代の中国人には古くからの中国文化に対する関心はあまりなさそうです。今回2つの中国関係の施設を見て回りましたが、地図を見ながら尋ねても誰も知らず、仕方なくトゥクトゥクの運転手に見せて、連れていってもらいました。
ここは「潮州會舘 協天大帝廟」という広東省潮州出身者のための施設と寺を兼ねたようなところです。 -
境内に将棋をしている人たちがいたので、中国語が分かるのかどうか聞いたら全然分からないとう答えでした。
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もうひとつ、中国と関わりのある「関帝廟」にも出掛けてみました。ここもなかなか分かりずらく、いろいろな人に聞いても分かりませんでした。
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境内はまさに中国そのものです。極彩色豊かな神々が鎮座しています。
ここまで案内してくれたトゥクトゥクの運転手は自分の祖父が中国人だけれど中国語は全く話せず、自分が中国人だとは意識したこともなかったし、ここも全然知らなかったので、小生のおかげでとても良い経験になりましたとお礼を言われてしまいました。 -
カンボジアと言えば、ポル・ポト時代の大虐殺を思い出されますが、「トゥール・スレン虐殺博物館」はその虐殺や拷問が行われた場所で、元高校の建物でした。
若いガイドの方が一生懸命説明しています。それを聞いている回り人たちは全く言葉もなく、ただ真剣に聞いていました。 -
校庭にはその当時の拷問の跡が残されています。鉄棒のような2メートル余もあるポールに反革命分子を吊り下げ、白状しない者には何度も下にある大きな水甕に顔を浸し、苦しめたそうです。
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教室には犠牲になった人々の写真が多数掲げられています。どの顔も苦しみで歪んでいますが、まさかすぐに殺されようとは全く分からなかったたものと思われます。
2時間余りの見学を終えて出てきた時には、この収容所の凄まじさと犠牲になった何万人という人々の苦しみを思い、暗澹たる気持ちになってしまいました。 -
カンボジアに来てクメール料理をはずすことは出来ません。クメール料理はタイやベトナムの料理と似ていますが、少々違うところもあります。カンボディアでは魚料理は海の魚は用いず、河魚を使うと聞きました。
右側の料理は、“Fish Amak”(フィシュ・アマック)というカレーです。メニューに書かれた説明によると、“Canbodian Steamed Fish Curry with special Coconut Milk”とあります。全然辛くはなく、マイルドな味です。左側はMango Green Salad(マンゴーグリーンサラダ)です。 -
「バナナの花のサラダ」です。細かくスライスしたチキンや細かく砕いたピーナッツ、シャロット等が入っています。
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カンボジアは長い間フランスの植民地だったので、その文化が今なおいろいろな形で見ることが出来ます。特に食べ物には色濃くフランスの影響が残されています。そのひとつがバゲット(フランスパン)です。サンドイッチにして、チキン、野菜、玉子、ハム等を挟んだものが売られています。どこで食べても美味しいです。
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カンボジアではどこに行っても子供たちの姿を目にします。日本よりも子供の比率が多いようです。どの子もつぶらな瞳で、1日中遊んでいますが、中には大人顔負けの物売りの子供もいて、びっくりさせられます。
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どの遺跡に行っても、入口付近には物売りの子供たちがいます。家計の足しにでもなるよう働いていますが、どの子も屈託がなく明るいです。
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お坊さん達が朝早く托鉢をしているところを見たいとガイドに尋ねたところ、カンボジアでは最近はあまり外に托鉢に出かけることはなく、お寺の檀家の人々が持って来るそうです。そこでそのような光景を見たいならばと、お寺に案内してくれました。訪ねた折はちょうど昼食時でした。
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この旅行記へのコメント (8)
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- yukibxさん 2013/09/08 07:34:51
- 「プノンペンからシェムリアップへ」の旅行記
- こんにちわ。Tamegaiさん
旅行記をもう一度読ませて頂きました。丁寧に書かれ、そして
すべてに暖かい視線を感じさせてくれて、とても素敵な旅行記、有難う
ございます。
ホテル情報、アンコールワットの見所もチェックさせて頂きました。
また、読ませて頂きに訪問させて頂きます。
有難うございました。
yukibx
- Weiwojingさん からの返信 2013/09/08 23:07:35
- RE: 「プノンペンからシェムリアップへ」の旅行記
- yukibxさん、いつも書き込みをありがとうございます。
カンボディアは初めてのの訪問でしたが、何の先入観も持たずに出かけたので、そのためにかえっていろいろな面に大変深い印象を覚えました。
アンコールの遺跡もさることながら、カンボディアの人々、食べ物、文化などに興味を持ちました。カンボディアは貧しい国ですが、しかし、人々の生活はけっして困窮しているわけではなく、それなりに満足感のあるものだと思います。そんなカンボディアをもう一度訪ねてみたいですね。
ありがとうございました。
Tamegai
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- kazzakさん 2013/07/26 19:05:11
- 懐かしい!
- tamegaiさん、こんにちは♪
アンコールワットの朝焼けや、子供達の笑顔をすごい懐かしく思い出しました!
また、カンボジアに行きたくなって、ウズウズします。
それにしても、tamegaiさんの写真はどれも、すごい綺麗ですね!
プロですか?ポストカードにしたいです。
では、続きの旅行記も楽しみにしています。
ちなみにタガメの素揚げのようなものは食べられたのですか?
- Weiwojingさん からの返信 2013/07/27 08:59:02
- RE: 懐かしい!
- kazzakさん、こんにちは。
カンボディア旅行では大変良い印象を得ることが出来ました。子供たちの
笑顔は素晴らしかったですが、会う人みんなが優しく、親切にしてく
れて、困ることは何もありませんでした。また行ってみたいですね。
私の写真技術は大したことはありません。写真を撮る対象をよく見て、
一番良い時にシャッタ―を切るだけです。
アンコールワットの朝焼けは大変感動しました。早朝5時過ぎから6時過
ぎまでじっと見ていました。刻々変化する風景はカメラに収めるだけで
なく心の中にも納めて、その感動を忘れずに持ち続けたいと思います。
マーケットで売っていたタガメの素揚げのようなものは勿論食べることは出来ませんし、見ているだけで気持ちが悪くなってきました。
続編がまだまだ続きますので、これからも見ていただけると嬉しく存じます。
ありがとうございました。
Tamegai
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- ドク金魚さん 2013/07/24 19:21:22
- 最高ですね!
- Tamegai様
こんにちは
渋いアンコールワットですが、ホントに繊細で
朝焼けはホントにドラマ!!ジョグジャカルタのボロブドゥールと
どちらが魅力か?と考えてしまいました。
ハノイより趣は断然あるし〜ポルポトの話も興味深いです。
タイ料理との違いも体験したいです。
以前から関心は有りましたが、いずれは赴きたい国となりましたよ。
お邪魔しました ドク金魚
- Weiwojingさん からの返信 2013/07/24 20:42:56
- RE: 最高ですね!
- ドク金魚様、こんばんは。
コメントありがとうございます。
アンコールワットは前から訪れたいと思っていましたが、なかなか機会が
ありませんでした。しかし、今回やっと念願がかないました。
ポロブドゥールも訪れたことがありますが、アンコールワットと比べると、
規模や美しさと言う点では互角と言えそうですね。もともとはアンコールワットはヒンズ―教の神々を祀り、ポルブドゥールは仏教を祀るものですね。
確かにアンコールワットは本当にに繊細で渋いと言う印象で、私はこちらの方が気に入りました。朝焼けは本当にドラマティクです!
タイ料理との違いはよく分かりませんが、タイ料理のナンプラーのようなものもあるし、香草もかなり種類も多く、似ているような気がします。これは今後の課題ですね。
ドク金魚さんも将来ぜひ行かれるとよいと思います。アジアの国々の中でも
興味のある国の一つだと思います。
ありがとうございました。
Tamegai
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- naruwan129さん 2013/07/24 17:04:25
- RE:すごいですね〜。
- Tamegaiさん、
こんにちは。プノンペンの朝焼けの写真すごかったです。
ぞく〜っとくるぐらい美しいです。あんな光景を目の当たりにしたらどんな気持ちになるでしょうか。
私もいつかあんな光景に出会えるといいなと思います。
それでは、また〜。
naruwan129
- Weiwojingさん からの返信 2013/07/24 17:45:43
- RE: RE:すごいですね〜。
- naruwan129さん、こんにちは。
カンボディアに行って来ました。プノンペン(アンコール・ワットのことですね)の朝焼けは言葉にならないくらい素晴らしかったです。むしろ神秘的と言った方がいいくらいでした。
今回の旅行では、アンコ―ル・ワットがメインでしたが、その他の遺跡も素晴らしいものでした。また行ってみたいですね。
今日本に帰って来ました。しばらくいますが、あまりにも日本の快適な生活に戸惑いを感じています。
ありがとうございました。
Tamegai
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